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第3回 里山フォーラム

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開催日: 2018年3月31日(土) 

会場: 高根農村改善センター 参加人数70名

時間: 13:00~16:00

主催: のらんぼ村

後援: NPO法人循環型社会研究会・認定NPO法人ふるさと回帰支援センター・生活クラブ生活協同組合・山梨八ヶ岳ジャーナル・FM八ヶ岳

協賛: 生活協同組合パルシステム山梨・デンカ(株)・サントリー食品インターナショナル(株)

八ヶ岳南麓は、その昔(5000年前?)森だけで暮らしていた縄文人の集落が、日本一にきやかだったと聞きます。先人の里山の暮らしは、畑を耕しながら、森に入っては樹を伐り、薪を集め、キノコや山菜を採り、更にはウサギやシカを捕って食べていたのです。

いのちの源である大切な森が、今やあちこちで削られてメガソーラー団地となり、また美しい畑や水田の風景もビニールハウスの団地に姿を変えていく昨今です。大滝湧水や1000年前に先人が拓いた「村山六カ村堰」(灌漑世界遺産)という水系によって潤ってきたこの里山に感謝し、そのめぐみを次世代に残していくために、私たちにできることを共に考えませんか。

トークセッション

八ヶ岳南麓 森の変遷と人類の進展

​~や樹木に寄り添う暮らしとは~

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安藤義樹氏 Annの森のプロジェクト代表

​新しい時代にふさわしい「森」と「ヒト」とのつはあい方を模索する「Team TRUE TREES」。プろからセミプロ・アマチュアまで幅広く仲間が集い、森の心を大切に木に登り寄り添う。

山の神と対話、畏敬の念を忘れず森の大地のアメニティはささやかに享受し合う。

私の暮らす八ヶ岳南麓の人々は、明るい太陽の恵みが森の大地を作り、冷涼な水を育む。そんな豊かな自然環境とともに人為を続けてきました。

しかし今、たった数年間で広大な森が壊され消え去り風前の灯火ともなっています。

​このままでは、数年以内に里地の豊かな森はなくなってしまうでしょう。電力という飽くなき利便を求め、真の豊かさをはき違えている!!エコを口にして掲げていても暮らしや行動は伴っていない。森の生態系から自然界の波動やエネルギーを奪い、森と水の大地は消えていく?現代日本人的な常識はかなりの思い違いをしているのではないでしょうか。森をもっとよく見つめ、土に触れ汗する行動で森を保育維持していく...この大地でしっかりと森に寄り添う静かな暮らしを営む人たちは、つながり発信力を高めていかなくてなりません。

パネル展示
のらんぼ村の四季
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出品者 五辻 活氏
庭にやってくる野鳥たち
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出品者 中村 喜一氏
左 北杜市太陽光発電建設状況
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出品者 山口 民雄氏
​ピッコロようちえん園児日頃の活動
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​ピッコロようちえん 保護者会

​パネルディスカッション

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総合司会 山口 民雄氏

新聞社に25年勤務後、環境ベンチャー企業の広報、環境雑誌の編集を経てフリーに。現在、関東学院大学経済学部非常勤講師。著書:「検証!環境経営の軌跡」(日刊工業新聞社刊)、「効果が見えるCSR実践法」(共著、日刊工業新聞社刊)、「環境ソリューション企業総覧 Vol.1~Vol8」(共著、日刊工業新聞社刊)

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森のよちえんピッコロ

代表 中島 久美子氏

幼児教育家・東京、横浜、山梨の幼稚園、保育園勤務後、時間に追われることなく、子供と向き合う保育をしたいと、2007年「ピッコロ」をお母さんたちと立ち上げる。

基本理念は①盛りの保育②​子供を信じて待つ保育。

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ピヨンド自然塾

代表 室田 泰文氏

​理想的な生き方を求めて世界各国を巡るうち、北杜市に辿り着く。荒れた森をそのまま借りて、自然体験施設「ピヨンド自然塾」を運営。目指すは「みんなが幸せな、共生の楽園」ーまずは自然共生し、豊かな恵みが受け取れる場を創る。

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のらんぼ村代表 五辻 活氏

農業者、自然作庭士。65歳​まで東京の生協勤務。自然が好きで田んぼをやりたくて10年前に高根町に。移住者8世帯で「協同農園のらんぼ村」を設立。2町歩の耕作放棄地を開墾「みんなで出資、みんなで働き、収穫物はみんなで分ける」という協同組合の原則を設置実践。

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