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執筆者の写真のらぼ爺

一寸先は...


日本の名だたる企業433社(2020年12月現在)がひしめくミャンマーのティラワ経済特区地帯です。

ご存じのように、軍事クーデターでミャンマーの与党「NLD(国民民主連盟)」のスー・チー国家顧問拘束され、軍部が政権を握り、世情が大変不安定な状態になっています。

当分国軍が国を支配する状況が続くことになるのでしょう。

ところでミャンマー情勢は、日本のビジネスパーソンにとって国外進出する際のリスクを示す事例となってしまいましたね。

ミャンマーのように、賃金が安く、日本企業にとっても「世界の工場」として注目された魅力ある地域でも、突然国がひっくり返り、経営戦略の変更を余儀なくされてしまいます。

写真はそのひとつであるF社で1500名のミャンマー人が働いています。

この会社では、本社と世界に配置されたオフィスと5ケ国に点在する工場を結ぶERP(統合基幹業務システム)をグーグルクラウドプラットフォームへ移行する事業を行い、昨年6月から運用を始めたばかりです。

昨日、みずほ銀行で大規模なシステム障害が発生しましたが、F社では「2025年の崖」問題に備える国内初の事例だそうです。

実は息子はその責任者として日本とミャンマーを行き来する日が続きました。

言葉の壁、文化の違いなどに大分苦労したようです。

今回のことでどうなるのか聞きましたところ、システムは問題なく稼働していますが、連絡がとりにくく、先が読めないことに憂慮していると申してました。

言い古された言葉ですが、「万事塞翁が馬」、いつなんどき禍に遭遇するか分かりませんね。

のらんぼ村は平均年齢が大変高い、生き急ぐとでも言いましょうか、体力の衰えを意識するにつれ、ついつい無理を重ねダメージを増すこともありますね。それが大きな怪我などを起こす要因になりかねません。

村民会議が3月20日に決まりました。村長からFEC自給圏について勉強会が提案されています。のらんぼ村の究極のテーマです。皆さんとじっくり勉強させて頂きます。

ミャンマーから脱線しましたが、20日にお会いしましょう。


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